毎日のつぶやきやクリックでまだまだ苦しいハイチの人たちに救いの手を。
1月12日にハイチで発生した大地震、死者は10万人を超え、被災者は数百万人に上ると言われる。震災直後には大きく報道され、その被害の大きさに圧倒された。そんなハイチの人たちの力に少しでもなれればと記事を掲載し、気持ちを届ける方法を提示させてもらった。わずかでも役に立てたのなら嬉しい。
しかし、震災から時が経つと、ハイチに関する報道は奇跡的に救出された少女に関するものくらいになってしまった。情報が届かなければ、自然と思いは遠のき、ハイチの人たちを助けたいという気持ちも日々の忙しさの背後へと押しやられてしまう。そんな皆さんのために、その後の情報をまとめてみました。
まず注目を集めたのはMTVが行ったチャリティライブとそれに参加したアーティストのチャリティアルバムだ。また、地震以前から貧困が問題となっているハイチだけに、震災後の混乱の中で略奪や暴動が起きているという悲しいニュースも入ってきた。CNNの記者がその場面に出くわし、一人の少年を助けたという動画もある。
一方で、イギリスの7歳の少年チャーリー君がハイチの子供たちへの支援の気持ちを示すために近所の公園を8キロ周回し、オンライン寄付サイト経由で1日で5万ポンドの寄付金を集めたというニュースも入ってきた。その金額は今では20万ポンドに迫る勢い、欧米ではこういった寄付集めのアイデアが次々と出てきてなんだかうらやましい。
日本では、先の記事でもお伝えしたことだが、twitterが様々な情報伝達とムーブメントの形成に寄与した。そのひとつがJALマイルによる寄付の実現だ。twitterでは地震直後からJALマイルで寄付が出来ればいいのにという意見が散見され、その中の幾人かが直接JALに問い合わせを行った。もちろんtwitterだけでなく、さまざまな方面からそのような声が寄せられたのだろう。その結果、JALはマイルによる寄付の実施を決定、1万マイルからというところには不満もあるが、いろいろと大変なJALが動いたことには大きな意味がある。
そして、クリック募金サイトのdffはつぶやきで寄付が行える「ツイッター募金」を開始、一日一回つぶやくごとに1円が寄付されるという仕組みで、1日5000件から6000件のつぶやきが寄せられている。金額としてはわずかだが、これは気軽に寄付が出来る仕組みであり、くり返し行うこと、あるいはくり返し目にすることでハイチのことを記憶に留めておくことができる。そしてそれはちょっと余裕が出来たときに寄付をしてみようとか、もうちょっと深く情報を探ってみようという行動につながる。そのようなきっかけとしての価値は計り知れない。
他方でmixiでは、ハイチに千羽鶴を送って元気になってもあろうというムーブメントが盛り上がった。これに対しては、「気持ちはわかるがもっとほかにすることがあるだろう」とか「送られても迷惑なだけだ」という批判がなされた。まあ確かにそうだが、気持ちというのも大事。送るかどうかはともかくハイチのことを思って千羽鶴を折るという行為にだって意味はある。
つぶやくにしろ、クリックするにしろ、千羽鶴折るにしろ、ハイチのことを頭の片隅に抱え続ける、そのことが大事なのだ。
Google Earthは地震直後のポルトーフランスの衛星写真を公開しているし、UNICEFはFlickrにさまざまな写真をアップロードしている。このような映像を見ることもハイチを忘れないひとつの方策だ。
●ハイチ地震緊急支援ツイッター募金
http://www.dff.jp/twit_haiti/
●1日で5万ポンドの寄付金を集めた少年チャーリー君
http://www.justgiving.com/CharlieSimpson-HAITI
●震災後の混乱の中、CNNの記者が一人の少年を助けたという動画はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=7Unh4v1lFU0&feature=player_embedded
●Photo by United Nations Photo
http://www.flickr.com/photos/un_photo/4280911914/in/set-72157623084697787/
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